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【覚書】政治資金規正法改正&故人献金問題

◆政治資金規正法
第22条の6
第1項
何人も、本人の名義以外の名義又は匿名で、政治活動に関する寄附をしてはならない。

第22条の6
第3項
何人も、第1項の規定に違反してされる寄附を受けてはならない。


【政治資金規正法改正についての流れ】
6/1 民主党が衆議院に政治資金規正法改正案を提出。
目的は企業献金禁止と個人献金の促進。
政治改革推進本部の岡田克也本部長は会見で
「是非成立させたい。与党には早く審議に応じて貰いたい」と述べる。

6/16 鳩山代表へ5人の故人からの献金が発覚。虚偽記載だと朝日新聞がスクープ。
(その中には大学時代の恩師も含む)
同日、鳩山由紀夫代表の実務担当の秘書が行方不明になる。

6/25 それ以外にも個人献金に大量に虚偽記載が発覚したとの報道。週刊新潮7月2日号に掲載。
(その中には小学校時代(!?)の恩師も含む)
同日、衆議院に政治資金規正法改正案が付託される。

6/26 疑惑に対し鳩山由紀夫代表が説明。
「ほぼ全容が見えてきた。すべては私でも会計責任者でもなく経理担当者が独断で行ったこと」
と、経理担当者の責任として自分や会計責任者の関与を否定。
同時に、7/1に開催予定の党首討論には応じないと発表。つまり逃亡。

6/29 民主党提出の政治資金規正法改正案について、
民主党が「準備ができていない」と難色を示し30日の審議から逃げる。
自民党は「では7/1ではどうか」と再度審議日程を提案したが、
民主党は「準備ができていない」として持ち帰る。つか審議されると自分がやばい。

6/30 鳩山代表への献金で新たに13人の虚偽記載が発覚。読売が報道。
発覚から2週間経過した本日、午後3時から記者会見予定。←今ここ


【過去の鳩山発言】
2007/09/04
辞任は当然 鳩山幹事長が小林自民党参院議員の辞任を受け記者団に
鳩山由紀夫幹事長は4日夕、党本部で、小林温自民党参院議員の議員辞職を受けて、
「辞任は当然。むしろ出納責任者が逮捕された段階でお辞めになるべきだった」とコメントした。
続いて、「また国会議員の不祥事で政治への信頼を失うことになり残念」との感想を述べた。
さらに、この問題に関連して、与謝野官房長官が、連座制が適用されるのは
厳しすぎるのではと発言していることについて、
「選挙のお金を扱う責任者の連座は当然。官房長官の発言はおかしい」と批判した。
司法の判断を待たずに辞職したことに関しては、「観念したのでは」との見解を示し、
「引き延ばせば、補欠選挙になる。補選よりも今のうちにという声がどこからかあったのではないか」と語った。

2007/09/07
閣僚の政治とカネ厳しく追及していく 鳩山幹事長が会見で
鳩山由紀夫幹事長は、7日午後、定例記者会見で
「連日のように閣僚の不祥事がメディアを賑わしている」として、
政治とカネの問題を任命責任、説明責任、構造的な問題などの点から、
10日から始まる臨時国会で厳しく追及していく考えを改めて示した。
収支報告書などの訂正が相次いでいることに関して、事務的なミス、
職員がやったなどとする言い逃れともいえる発言が多い点について、
「資金管理団体、政党支部の代表者は政治家本人。
領収書の多重使用などは事務的なミスではない」と批判。