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続・町角で聞こえた会話

前回の投稿に関する続き。
なんだか気になったので「義足 スミス」で検索してみたら、とんでもない話に
ぶつかった。

「スミスという名の義足の男」は、映画「メリー・ポピンズ」に登場するギャグだった。

「(A man with) a wooden leg named Smith」という英文が、二通りの意味を
持ちうることをギャグにしているらしい。

この英文を普通に翻訳すると「義足をつけた、スミスという名の男」である。
しかし、named(~という名前のという意味)がman ではなく、wooden leg にかかっている
とも解釈できる。その場合は「『スミスという名前の1本の義足』をつけた男」となる。

よって、
「俺、スミスって名前の義足の男を知ってるけど…」
「(え、義足に名前があるのか…)じゃあもう片方の足は何て名前なの?」
というギャグになる。

正しい返しは
「もう片方か?…ウェッソンさ…時々、火を吹くぜ」
「ホントかよ」
となるらしい。
「スミス&ウェッソン」という銃のメーカー名を織り込んだギャグなわけですね。


電波おばさん、恐るべし。
教養というものの底の深さに呆然としてしまった。