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佐賀県の思ひ出

佐賀県「3年後破産」 再建団体に転落の恐れ 交付税削減 予想超す

佐賀県は6日、このままの財政状況が続くと3年後の2010年度に、企業の倒産に
当たる財政再建団体に転落するとの見通しを明らかにした。国と地方の税財政を
見直す「三位一体の改革」に伴う地方交付税削減が続く一方で、より一層の税収の
向上など有効な歳入増が見込めないのが理由。徹底した歳出抑制と独自財源の
確保で再建団体転落を回避したい考えだ。


佐賀県民および佐賀県出身者の方には申し訳ないが、佐賀県といえば「みかん」と「はなわ」
くらいしか思いつかない。

もう25年以上前の話。
当時勤務していた会社の仕事で、佐賀県まで出張したことがあった。
訪問先は佐賀県庁といくつかの企業。今でいう「IT化」に関わる、調査的な仕事内容。

単独で九州に行くなんて初めてのこと。周囲にも現地事情を知ってるやつもいない。
今ならネットでそれなりの下調べとかしますが、当時はそんなものはありません。
まあ「佐賀」なんて県庁所在地だし、駅の近くに泊まる場所くらいあるだろうと思って、
特別な準備もせずに出かけました。

福岡までは飛行機。そこから電車を乗り継いで佐賀へ。

佐賀駅に到着したら、わりと新しいきれいな駅でした。
しかし、改札を出たらびっくり!!!
まわりになにも無い。散在する建物と空き地ばかり。
だだっ広い土地の中に、駅だけがぽつんとあるわけです。

あわてて駅構内の看板と電話帳で宿を探しました。
かろうじて付近のビジネスホテルを確保。付近といったって、タクシーでいいかげん
暗い道を走った果て。そのホテル周辺にも何もなし。

当然今はもう変わっているのでしょうが、地方都市の恐ろしさを垣間見た、若き日の
体験です。