月刊マンガ雑誌の時代
一週間、いいじゃないですか。
「アトム」や「鉄人」をリアルタイムで読んでた私なんか、一ヶ月待たないと続きが読めなかったのですから。
月刊誌全盛の頃は、作り手にも読み手にも余裕のあった良き時代なのかもしれません。
「ぼくら」「冒険王」「少年画報」「少年」など。
でも、じきに月刊誌の時代から週刊誌の時代に変わってゆきます。
サンデーやマガジンは40~50円くらいだったでしょうか。
(後発の「少年キング」の創刊号が30円だったのは、はっきり覚えています)
次々と休刊になる月刊誌。最後に残った「少年」も休刊。
子ども心に、すごくさびしかったのを覚えています。
週刊誌へと多くの漫画家たちは移ってゆきました。でも一部を除いて週刊誌のスピードについてゆけず、多くの書き手が消えていったように思います。
この年になってもマンガは読みつづけています。本当に気に入ったものしか買いませんがね。
週刊誌をコンビニで立ち読みできるのはありがたいです。
時折、むしょうに昔の作品が読みたくなります。
「電光オズマ」「発明ソン太」「ストップ!にいちゃん」など。
探せばあるのでしょうが、初恋の女の子に会いに行くような気恥ずかしさがあり、探さないほうが良いような気もするのです。