「閉じた本」(ギルバート・アデア)

a0006144_9235957.jpg事故で眼球を失った大作家ポールは、世間と隔絶した生活を送っていた。ある日彼は自伝執筆のため、口述筆記の助手として青年ジョンを雇い入れる。執筆は順調に進むが、ささいなきっかけからポールは恐怖を覚え始める。ジョンの言葉を通して知る世界の姿は、果たして真実なのか? 何かがおかしい……。彼の正体は? そしてやって来る驚愕の結末。ただの会話が、なぜこれほど怖いのか。会話と独白のみで綴られた、緊迫の異色ミステリ。

眼球を失った作家ポールの不安感に、だんだん同調してしまう。
いったい何が起こるのか、ざわざわしながら読み進んでしまう。
そして、この手のミステリには「最後の一撃」を期待してしまう。

ああぁ、こうきたかぁ・・・・・
「最後の一撃」の炸裂感は、少々弱かったかな・・・
でも面白かった。
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