『QED -ventus- 鎌倉の闇』

講談社ノベルス 高田崇史 の「QEDシリーズ」です。

a0006144_13201535.jpg
「“神”は三種類に分類される‥‥まず第一が、大自然。次が祖霊。最後は、時の朝廷に対して戦い、恨みを呑んで亡くなって行った人々。」
銭洗弁天、鶴岡八幡宮、御霊神社‥‥
鎌倉をそぞろ歩く奈々、沙織の棚旗姉妹に、桑原祟が説く「鎌倉=屍倉(かばねくら)」の真実!
源頼朝に始まる三代の将軍にまつわる謎の答えが、闇の中に浮かび立つ。





ホームステイの子たちと鎌倉は歩いたばかりです。
人力車に乗ったり、小町通りで買い物したり、大仏を見たり・・・

鎌倉ってのは何でこんなにせせこましい道を通らないと行けないのか。
三方を山に囲まれたこんな場所が、なぜ国の政治の中心地になったのか。
なぜ将軍たる人の墓所がはっきりしてないのか。
以前から漠然とこんな疑問を抱いていた私です。

これはその疑問の多くに答えてくれる小説です。
この作品を読む前に、同じQEDシリーズの「竹取伝説」だけは読んでおいたほうがいいですね。
「竹取」で展開された知識がないと、わかりにくいかもしれません。

タタルさんの相変わらずの博覧強記ぶりを楽しませていただきました。
[PR]
by minami18th | 2004-08-09 13:31 | 砂に足跡