「K-20 怪人二十面相・伝」

2009年の初エントリは映画の話題です。おいでの皆様、本年もよろしく。

舞台は、太平洋戦争が回避された後の都市「帝都」。
華族制度が社会の中枢となった、貧富の極端な格差社会が存在する1949年の帝都では、二十の顔を持ち、富裕層からのみ金品を盗むという、怪人二十面相が世間を騒がせていた。
一方、サーカスで曲芸手品師として活躍する遠藤平吉は、ある男に、怪人二十面相を追う探偵――明智小五郎と羽柴財閥の跡取りである葉子の、結納の儀の撮影をして欲しいと依頼される。
平吉は高い報酬につられて依頼を引き受けてしまうが、それは罠であり、カメラのシャッターを押した瞬間に結納の儀を行っていた建物は爆発。
平吉は、バベルの塔の絵を盗むという二十面相からの犯行予告状によって場を張っていた警察にその場で捕えられ、二十面相に仕立て上げられてしまう。


2009年のお正月は、これを見ておけば間違いありません。
パラレルワールドの日本(大日本帝国?)として設定したのが、この作品のキモです。ここを受け入れられないと楽しめませんので注意。パトカーの表記が「POLIZEI」になってたということは、この世界の日本国は、アメリカではなくドイツと連携を深めていたという設定なのかな。

この映画は007であり、バットマンであり、ルパン三世であり、レッドクリフなのだと思います。ヒロインの名前が「葉子」ってことは、あしたのジョーも入ってるのかな?
オープニングで帝都の全景を見せるところなんかはスター・ウォーズだよなぁ。

ともあれ十分に楽しませていただきました。監督さん、俳優さん、「ありがとう」。
リアリティどうのこうのってのは言いっこ無し。1949年の異世界としての日本と、松たか子のハジケっぷりを存分に楽しみましょう。
それが「良家の子女のたしなみ」ってもんです、はい。
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