「山魔の如き嗤うもの 」(三津田 信三 )

a0006144_21334566.jpg忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。「しろじぞうさま、のーぼる」一人目の犠牲者が出た。「くろじぞうさま、さーぐる」二人目の犠牲者―。村に残る「六地蔵様」の見立て殺人なのか、ならばどうして…「あかじぞうさま、こーもる」そして…。六地蔵様にまつわる奇妙な童唄、消失と惨劇の忌み山。そこで刀城言耶が「見た」ものとは…。


発売になってすぐ買った本だが、なかなか読まずに年末まで。
一度は半分くらい読んだのだが、読み進めるのがなんだかもったいない
ような気持ちになって中断。

とびきりの謎は気持ちいい。残りのページが少なくなってきても、なかなか
謎解きがされないので、不安になってしまった。その分、一気にあざやかに
解決。さすがの三津田。謎と論理のエンタテイメント、ここにあり。

難をいえば、この人の作品は地理的な位置関係が非常にわかりにくい。
地図をつけてくれないかなぁ。
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