「凶鳥の如き忌むもの」(三津田信三/講談社ノベルス)

a0006144_2013790.jpg「刀城言耶」シリーズである。瀬戸内にある「鳥坏島(とりつきじま)」へ秘儀を取材しに行った小説家刀城言耶は、島の断崖絶壁で行われる「鳥人の儀」に立ち会うことになる。18年前、一人の少女を除き、7人もの儀礼に立ち会った人間が行方不明になってしまってから、この儀式が行われることはなかった。儀式を執行する巫女は、18年前に生き残った女性、鵺敷(ぬえじき)朱音。18年前の儀式では、彼女を残して7人の人間が消えてしまったのだ。そしてまた今回も、断崖絶壁の密室から巫女が消え…


兜離(とり)の浦に浮かぶ孤島、鳥坏島(とりつきじま)。この島では、過去何度かにわたり「鳥人の儀」と呼ばれる儀式が行われてきた。
だが18年前、一人の少女を除き、7人もの儀礼に立ち会った人間が行方不明になってしまってから、この儀式が行われることはなかった。そんな「鳥人の儀」が再び行われることを聞きつけた、小説家で怪異蒐集家の刀城言耶。おまけに儀式を執行する巫女は、18年前に生き残った女性、鵺敷(ぬえじき)朱音なのだという。晴れて儀式に立ち会うことを許された刀城言耶は、同じ立会人たちとともに鳥坏島へと向かう。儀礼の最中に謎の消失を遂げる朱音。そして後を追うようにして次々と消えていく立会人たち。大鳥様の奇跡か?それとも鳥女(とりめ)と呼ばれ怖れられる化け物の仕業なのか?

事件関連の配置とか様子がわかりにくい。ここいらへん何とかならんものかなぁ。
オチはわからないこともない。人によってはバカミス扱いするかも。
18年前の恐怖の記憶の仕掛けはわからなかった。
謎は十分に魅力的。A級作品とは言えないが楽しめました。

おし、次は「首無の如き祟るもの」だ。
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