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『邪魅の雫』(京極夏彦)

『邪魅の雫』(京極夏彦)、「鉄鼠」並みの厚さです。

 「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は
 人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ねばお終いなのだ」
 「ひとごろしは報いを受けねばならない」
 昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
 警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する! 「邪なことをすると──死ぬよ」


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次の京極堂作品は「鵼の碑(ぬえのいしぶみ)」との予告あり。

いままでの京極堂作品を期待してた向きには、物足らなかったかもしれません。
私は十分楽しみましたが。
中禅寺の出番が少ない。関口が壊れない。榎木津の大暴れが無い。
黒ずくめの衣装で手甲を決めて憑き物落としの名場面が無かったのは、
少々さびしかったかな。

このままなら番外編の感は否めない。
もしかしたら次作は続編的なものになるのかな?
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by minami18th | 2006-10-19 08:22 | 砂に足跡