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さよなら妖精

a0006144_91741.jpg1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。
覗き込んでくる目、カールがかかった黒髪、白い首筋、「哲学的な意味がありますか?」、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶の中に・・・・。

高校生たちが異国の少女と出会う、素敵な物語です。
作中で弓道の試合のシーンの描写があります。弓道用語も多く登場しますが、余計な説明は省かれています。経験者の私は意味がわかりますが、知らない人はどう感じるのでしょうか?一手(ひとて)とか、甲矢(はや)乙矢(おとや)なんて用語、知らない人がほとんどだと思うのですが。
(私の後輩が作った弓道関係のサイトがあるので、弓道に興味のある方はのぞいてみてください)

ユーゴスラヴィアという国の持つ宿命も考えさせられます。我々が知らないことって、すごく多いのですね。
この作品はミステリというより、青春小説の一級品だと思います。
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by minami18th | 2004-06-10 09:18 | 砂に足跡