ハードボイルド・エッグ(荻原浩・双葉文庫)

私は探偵になるために生まれてきた。三十三になる今でも、そう信じている。敬愛するのはフィリップ・マーロウ。危険な犯罪捜査も辞さないタフな私立探偵だ。けれど、持ち込まれる依頼と来たら……。私は決意した。そうだ。秘書を雇おう。ハードボイルドな私立探偵にはつきものの、ナイスバディでセクシーな秘書を。で、秘書募集の貼り紙を見て電話をかけてきたのが片桐綾だった──。

ここのところ荻原浩にはまりっぱなしです。

古本屋で300円だったこの作品、ひたすらハードボイルドです。
フィリップ・マーロウを体現する探偵の話。
探偵ってのはこうでなくちゃ。でも現実は・・・・
秘書に居座った女性がいい。Jという名の酒場のマスターもいい。
登校拒否の小学生もいい。ホームレスのおっさんもいい。
とにかく主役脇役のキャラクターがいいですね。
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by minami18th | 2006-07-18 01:56 | 砂に足跡