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世界遺産・ナスカ展

国立科学博物館で開催の「世界遺産・ナスカ展」に行ってきました。
入場券を買って中に入るまで、約30分の順番待ち。
でも待つだけの価値のある展示だと思いました。

古代ペルーの文物のほか、ミイラとか開頭手術の痕跡のある頭蓋骨も陳列。
もちろん地上絵の空撮ビデオも見ることができます。
地上絵の解釈は「豊穣を神に祈るための宗教的儀式」という立場で説明してました。
世界遺産・ナスカ展_a0006144_1834453.jpg

地上絵には多くの解釈がありますが、私が一番好きなのはこれ。
「天に昇った祖先の霊が地上に降りてくるための目印」というやつ。
鯨統一郎の「新・世界の七不思議」(創元推理文庫)に登場する説です。
京都の大文字送り火と同じ考え方という解釈です。
真実はどうあれ、心情的にもっとも納得できるのです。