VDT症候群

私の友人が動脈硬化による眼底出血を起こし、手術を受けました。
当初は通院と薬で治療しようと思ってたそうですが、完治率が1〜2%とのこと。
失明の可能性もあるということで、手術に踏み切り成功しました。
それまで0.03だった視力が術後は0.8になったそうです。
(0.08の誤記ではありません。0.8です。念のため)
彼の場合、原因は高血圧・動脈硬化・VDT症候群が原因だったようです。

聞きなれない「VDT症候群」について調べてみました。
VDTとはVisual(又はVideo)Display Terminalsの略語で「視覚表示端末装置」と訳されます。
一般にはテレビやコンピューターの画面のことですが、カーナビやATMや駅の券売機も含まれます。
この中で、長時間連続して原稿を見たり、画面を見ながらキーボードを打ち続ける作業によって引き起こされる不快な症状をまとめて「VDT症候群」と言います。
これには目の症状・体の症状・精神の症状の3つがあります。
目の症状
○目が疲れる  
○目が痛む
○物がかすんだりぼやけて見える
○まぶたがピクピクする  
○目がかわく
体の症状
○首が痛む  
○肩がこる
○手や指がしびれる  
○背中や腰が痛む
○女性の生理不順
精神の症状
○イライラや不快感  
○憂うつ感
○根気がなくなる  
○全身の疲労感

読書や文字を書くのに比べ、VDT作業はなぜ目が非常に疲れるのかというと、
1.VDT作業の場合は画面・原稿・キーボードなどを視線が頻繁に往復するため、目の焦点距離が多く変動する。
2.本の活字は固定されているが、VDT画面の文字は上下に流れたり、漢字変換でも文字の位置が変わるため、文字の位置が頻繁に移動する。
3.本の文字は反射光で認識されるが、VDT画面の文字は透過光で発光体の文字を見ることになる。
4.読書時は本を下に置いて見下すため目を細めた状態で見ているが、VDT画面は正面にあるために目を見開いた状態となり、目の露出面積が大きくなり目が乾きやすい。

対策としては
1)原稿スタンド台を用いたりして画面と原稿の距離を揃える。
2)画面サイズが大きすぎたりしないように自分にとって楽なサイズを選ぶ。
3)まぶしさや反射光をさえぎるフィルターを使用する。(良質なもの)
4)VDT画面を出来るだけ低い位置に置き、視線が見下す角度になるようにする。

パソコンに向かう時間が長い人は、気をつけなくてはいけません。
自戒をこめて。
[PR]