「侵入社員」上・下(ジョゼフ・フィンダー)

a0006144_2143551.jpga0006144_21432131.jpg

(上巻)米国のハイテク企業に勤務するアダムは、いわゆるダメ社員。待遇の低さにも嫌気が差し、遅く出社、早く帰宅がモットー。ある日、友人の退職パーティを企画するが、経費は会社のコンピューターを不正に操作して捻出する。しかし、それがバレて上司から厳しい選択を迫られる。横領罪で55年の服役か、ライバル会社にスパイとして入社するか。アダムはこの窮地を切り抜けられるのか?

(下巻)企業スパイとなるべく、アダムの特訓が始まった。よれよれのジャケットを捨て、一流ブランドのスーツを着こなす。上司から経営学、ハイテク知識、盗聴などのスパイ技術を叩き込まれる。そんな努力が実り、アダムは見事にライバル会社への再就職に成功。そこで意外な才能を発揮し、出世街道を爆走する。そして夢のような生活を手に入れたと思ったのだが。


単純に面白いです。企業スパイ小説として楽しく読めました。
IT業界が舞台ですが、その方面の知識が無くても問題ありません。

でもそれだけなんですよね。
この作品は、六本木ヒルズあたりに舞台を替えて、二時間サスペンスにしたらいいかも。
でも予想できる結末だし、仕掛けもなんだかなぁ。
最後のオチというか、後味の悪さは好みの分かれるところでしょうね。
最高を星5つで評価したら、星3つくらいかな。
[PR]
by minami18th | 2006-01-12 00:00 | 砂に足跡