「弥勒の掌(て)」(我孫子武丸)

a0006144_1702458.jpg過去に教え子と過ちをおかしてしまったため、夫婦の仲が冷え切ってしまった高校教師。ある日家に帰ると、妻の姿が見えない。きっと自分に愛想を尽かして出ていったんだと放っておいたら、妻の知り合いが警察に届けてしまい、教師は容疑者になってしまう。一方、突然妻が殺され、出先から呼び戻された刑事。彼は自分の手で犯人を検挙しようと独自に捜査を開始する。この二人の運命が思わぬ場所で交錯して・・・・。



あの大傑作「殺戮にいたる病」から13年。我孫子武丸がやってくれました。
「あ、やられた」感を味わうには格好の作品。「このミス」19位は伊達じゃない。
読後感は好みの分かれるところです。私は嫌いじゃない。

文藝春秋ミステリ叢書を読むときは注意が必要だ。巻末の解説と資料集のボリュームが多い。これだけページが残ってるのだから、まだ展開があるのかと、ついつい予想してしまう。
さて、次は何を読もうかな。
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by minami18th | 2006-01-02 23:00 | 砂に足跡