「氷菓」米澤穂信(角川文庫)

省エネがモットーの少年・折木奉太郎は神山高校の1年生。高校入学を前にして、旅行中の姉から「高校では古典部に入りなさい」という手紙を受け取る。言われた通り廃部寸前の古典部に入部したものの、そこで彼を待っていたのは、いつの間にか密室になった教室や毎週必ず借り出される本、ある筈の文集を「ない」と言い張る先輩、そして「氷菓」という名前の文集に秘められた、33年前の真実……。
第5回角川学園小説大賞奨励賞受賞作品。
前半は、高校を舞台に日常の謎を解く展開。ホータローの悪友・福部里志と、里志を好きらしい伊原摩耶花も入部。そしてホータローは千反田えるから行方不明の叔父に関する謎を解明してくれるよう頼まれる。後半の文集「氷菓」を巡る一件から社会派の様相へ。今の高校生が、あの時代のあの風潮をどう解いてゆくのか。

里志も摩耶花も良いキャラなのですが、何といってもホータローのお姉さんの存在!
なんだか色々すごいし、ホータローを上手にあやつってくれます。



左は角川スニーカー文庫当時の表紙。私は現在の右のほうが好きです。
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by minami18th | 2005-11-05 17:17 | 砂に足跡