昔はフォーク少年だった

a0006144_165040.jpgその昔、「新譜ジャーナル」(自由国民社発行)という雑誌がありました。その頃の音楽少年はみんな読んでいたはず。集英社からは「guts」という競合誌も出てましたが、どちらかといえば「新譜ジャーナル」のほうがフォーク色が強かったような気がします。
その復刻版ともいうべき本が今年の初めに出版されました。
amazonで残り3冊になってたので、あわてて注文して本日到着です。

タイトルは「セメント・フォーク大全集」。坂崎幸之助が編集協力です。
当時の誤植もそのままなのが嬉しい。譜面の印刷状態も決して良くはありませんが、勉強もせずにギターにばかり触れていた日々を思い出させてくれます。

「新譜メモ」としてページの下に囲まれた記事にも、当時を偲ばせる数々のエピソードが記されています。

あの頃は現在のようにコピー機などというものも無く、自分の演奏したい曲集を作るのも、五線紙に手書きで写してました。譜面の知識なんか持ってませんから、とにかく丸写しです。
楽譜の先頭にシャープが2個ついてると何故ニ長調なのか。長調と短調の違い。4分の4拍子とはいったい何なのか。全く理解してないまま、学校の音楽の授業にも参加してました。
でも譜面の丸写しを続けているうちに、譜面の意味が理解できてしまいました。あれはある日、突然に理解できてしまうものなのですね。自分にとっては「悟り」を開いたような体験でした。転んでばかりいた自転車に、ある日突然乗れたのと同じ感覚です。
[PR]