「審判」 深谷忠記

a0006144_963430.jpg人は犯した罪を償えるか?--幼女誘拐殺人犯として有罪判決を受けた柏木。懲役15年の刑を終えて出所した彼は、意図的に冤罪を着せられたと主張するが……。柏木は本当に無実なのか、狙いは何か?
周到な仕掛けと伏線で読者に挑んだ著者会心の書下し本格推理。


有隣堂本店のミステリコーナーで、担当者の熱意あふれるコメント札を見て買いました。
「1700円以上の価値がある」との惹句が、私をレジに向かわせました。

有隣堂の担当者さん、ありがとう。ほんとに面白かったです。
ページを繰る手を止めることができませんでした。
読み終えて吾に返ったら、午前2時過ぎでした。



未読の方はネタバレ覚悟で読んでください。
お楽しみにしておいたほうがいいんですが・・・
文字を反転させてどうぞ

終盤までの解決でも、かなり十分だと思ってました。
でも作者は、最後の最後に意外な真犯人を明かしてくれました。
今の時代、ありえないことではない。でもまさか。
たしかに伏線もありました。家計簿の記述が真相の根幹では
なかったのですね。


「やられた感」いっぱいでした。
実は私、深谷忠記作品は初めて読みました。
こんなにうまい作家だったとは・・・・・
他の作品も読んでみましょう。
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by minami18th | 2005-07-07 13:54 | 砂に足跡