さよなら、ダンさん

漫画家、永島慎二さんが死去 a0006144_1142875.jpg

「フーテン」など私小説的な作品で一時代を築いた漫画家、永島慎二(ながしま・しんじ、本名真一=しんいち)氏が6月10日、慢性心不全のため都内の病院で死去していたことが5日、分かった。67歳。葬儀は親族で済ませた。喪主は妻小百合(さゆり)さん。

61年に発表した漫画界の舞台裏を描いた作品「漫画家残酷物語」で評価を確立。その後、新宿で放浪生活を送るが、自伝的作品「フーテン」で復活。他の代表作に「若者たち」「花いちもんめ」「柔道一直線」など。


NSP天野滋さんに続いて訃報です。

永島作品はリアルタイムで読んだわけではありません。
初めて「文庫本」で漫画を出したのは、小学館漫画文庫だったと思います。
永島慎二作品は、その初期の作品群にラインナップされてました。
「フーテン」は衝撃でした。

短編小説とか、良質のドラマのような味わいは、他には無かったものでした。
「好きな漫画家を一人あげよ」と聞かれたら、私は迷わずこの人をあげます。

手塚・石森のようなメジャーではなかったけれど、永島作品を好きな人は
きっと多いと思います。彼の作品の背景になった、阿佐ヶ谷や高円寺の町を
いつかゆっくりと歩いてみたいと思います。

たくさんの良い作品をありがとう。
つつしんでご冥福を祈らせていただきます。
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