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愛・地球博のゴミ問題

★「環境」万博 ごみ難問 1週間で100トン
 ◆9種分別で混乱/「手作り弁当可」で増/客のモラル不足も

愛・地球博(愛知万博)会場から出るごみに清掃スタッフが頭を痛めている。手作り
 弁当の持ち込みが認められ、ごみの量が増えたことや、分別ルールを守らない
 入場者が少なくないからだ。スタッフの不慣れも混乱に拍車をかけている。博覧会
 協会は「環境博の成功にはごみ問題の解決が不可欠」として、ごみ箱の増設など
 対策を強化するが、入場者のモラル向上も必要だ。

 ごみ箱12個が並ぶ企業パビリオン近くの「ゴミ箱ステーション」。2日、入場者にごみの
 分別方法をアドバイスしていた清掃スタッフの男性は「この2日間で割りばしとアルミ
 ホイルが急に増えた」と、ため息をついた。手作り弁当の持ち込みが認められた1日
 から、弁当関係のごみが箱を埋めるようになったという。
 環境博を象徴し、会場内のごみ箱は、「燃えるごみ」や「燃えないごみ」だけでなく、
 生ごみやプラスチック類、割りばし、飲み残しの水など9種類にも分別されている。

 これほどの細かい分別は、入場者の多くが未経験。協会では、常時200人ほどの
 清掃スタッフを巡回させ、分別の徹底を目指すが、分別内容を熟知していないスタッフ
 もいて、入場者の戸惑いに拍車をかけている。「おにぎりを包んだラップは『燃えない
 ごみなのか』『プラスチック類なのか』」と、島根県出雲市の公務員、沢田泰人さん
 (42)は困惑顔だった。

 モラルを欠く入場者も多く、スタッフのスキを見て、分別していないごみや、持ち込み
 禁止の空き缶を捨てる姿もある。
 協会によると、開幕1週間のごみの総量は約100トン。弁当の解禁によって、1日の
 ごみの量は確実に増えるとみられ、協会は長久手、瀬戸両会場に設置した計56か所
 のごみ箱の数を増やす方針だ。 (一部略)
 http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/050403_2.html

2chで展開された反論
■この問題の論点整理■

論点1:広大な会場なのにもともとゴミ箱が少ない (わずか56箇所)
論点2:清掃スタッフの人数と質が不足している
論点3:スタッフすらわからない複雑な分別方法が入場者にわかるとは思えない

論点4:もともと飲食店のランチは、大量に廃棄され、莫大な量のゴミになっていた
論点5:もともと飲食店のランチの7割はテークアウト用だから、大量の容器ゴミになっていた
論点6:もともと3店舗のコンビニの飲食物(弁当・おにぎり・缶等)の容器ゴミがたくさん発生していた

論点7:家庭の持ちこみ弁当は、弁当容器を持ち帰る点で、ゴミの減量に役立っている
論点8:弁当解禁前と後で、飲食業者及び入場者の排出するゴミの「総量」が増えたのか減ったのか読売の報道では不明
論点9:弁当解禁後に、飲食店以外のゴミ箱で、持込み弁当関係のゴミが発生するのは当然すぎるほど当然

論点10:東京ディズニーランドではゴミ問題はまったく発生していない
論点11:弁当持込み客がゴミ発生の「元凶」であるかのような、読売の報道はおかしい
論点12:持込み弁当のゴミを家に持ち帰るべきなのか?そのゴミ処理費用も入場料4600円に含まれているのでは?

さらに
>ペットボトルなどは再処理業者との契約が遅れており、 開幕以来、保管所にたまったままとなっている。
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主催者側の姿勢が一番の問題に思えます。