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カーマロカ -将門異聞- (三雲岳斗)

a0006144_2152057.jpg平将門は生き延びた! 死んだはずの将門が、突如、朝廷軍の網を抜け、甲斐の国に現れた。絶世の美女と高貴な男を作って…。彼らの目指す先と目的が誰にも分からぬまま、追捕氏、僧兵、陰陽師らが朝命を受けて次々に襲いかかる。そして娘も父を追って…。気鋭・三雲岳斗の筆が将門伝説を相手にうなりを上げる。驚異の一冊!

すげぇ!!読ませます。
敵味方、どちらも魅力的なキャラクターいっぱいです。僧兵の強さの秘密や、陰陽師の秘術の裏付けも論理的に示されます。設定は荒唐無稽にも見えますが、それだけに終わらないのがすごいですね。
これは伝奇SFの傑作だと思います。戦闘シーンの迫力は山田風太郎を読んだときのようでした。この作品は伝奇SFであり、忍法帖でもあります。

半村良の「産霊山秘録」や「石の血脈」で伝奇小説の面白さを知りました。ライトノベル出身の三雲岳斗。21世紀の半村良になってくれることを期待します。
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by minami18th | 2005-03-27 00:00 | 砂に足跡