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「『ギロチン城』殺人事件」(北山猛邦)

a0006144_193834.jpg人形塚に残されていた「Help」という文字を書く書記人形と女性の写真。この謎に迫るため探偵の幕辺と学生の頼科は人形の出所『ギロチン城』へ。密室で起きた城主斬首殺人事件という過去、外界を拒絶した構造、多くの処刑具、過剰なセキュリティが存在するこの異様な館で二人を待ち受けていたのは新たな密室殺人! 物理トリックの名手・北山猛邦の<城>シリーズ第4弾!!

なにはともあれ北山作品です。この人の作品、好きなのです。「クロック城」のトリックには唖然。「アリス・ミラー城」の読後は呆然。(「瑠璃城」は未読)

「物理トリックの名手・北山」。略して「物理の北山」。(これじゃ予備校の名物講師みたいだ)今回も物理トリック炸裂です。
この探偵役のキャラクターがよく理解できなかったが、そんなこたーいい。
こういう物理的トリックで勝負をかけてくる潔さが好きなのです。
動機にリアリティが無い?そんなことは他の作家に任せりゃいい。
絵空事ととしてのミステリに徹してくれたほうが気持ちいい。

やられた!だまされた!
最後の行を読み終えて、最初に戻って伏線を探しまくる。
そんなミステリの楽しさを再認識させてくれる、北山作品は大好きです。
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by minami18th | 2005-02-12 01:05 | 砂に足跡