「サマー・オブ・ナイト」(ダン・シモンズ)

「オールド・セントラル」と呼ばれる学校は、1960年の春を最期に、その役割を静かに終えるはずだった。終業式の日にコーディ・クックの弟タビーが悲鳴と共に行方不明になってから、町では不可解な事件が起こりはじめる。マイク・オルークを中心にした少年たちのグループ「バイク・パトロール」は、独自にタビーの捜索を行うことにした。少年のひとり、デュエイン・マクブライドの調査がしだいに核心へと迫るが、あと一歩のところで邪悪な何者かに惨殺されてしまう。
残された少年たちは、デュエインの手帳から古代エジプトに起源を持つ「ボルジアの鐘」にまつわる忌まわしい伝承を知る。そして、その鐘が「オールド・セントラル」の鐘楼に、開校以来ずっと吊るされていたことも。赤い死体運搬車が、六十年前の亡霊が、穴の中を這いずる不気味なものが、少年たちの行く手を阻む。心が萎え、身も凍る恐怖のなか、勇気と知力の限りを尽くして少年たちは悪霊に立ち向かっていく。少年たちの勇気は、この邪悪を打ち砕くことが出きるのか!


ホラー小説、けっこう好きなのです。怪談もわりと好きです。ただし映像はパスです。だからホラー映画は見ません。「リング」も「呪怨」も見ません。上記の作品のように、少年たちが邪悪なものに立ち向かってゆく、こういうのが好きです。主人公たちをおびやかす存在。悪霊でもなんでもいいんですが、その出現に根拠があったほうがいいです。わけもわからず出現されては、自分の周りにも出てきそうで怖いじゃないですか。

今まで読んだ小説で怖かったのは、小松左京の「くだんのはは」と半村良の「箪笥」です。
どちらも短編ですが、純粋に恐怖を感じました。
それと貴志祐介の「黒い家」。デカい包丁持った女が追いかけてくる。これは違った意味で怖かったです。怖がりなくせに、時々無性にホラーを読みたくなる私なのです。

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by minami18th | 2005-02-05 01:02 | 砂に足跡