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生首に聞いてみろ

a0006144_1924503.jpg首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。

今年最初の読了本です。
「このミス」1位なので期待して読みました。正直言って期待外れ。「やられた!感」というか、「敗北の快感」がありませんでした。登場人物への感情移入がもう少しできれば、読後感も違ったのでしょうが、残念ながらそこまで行きませんでした。

しかし駄作などでは決してありません。緻密な論理に構築された良い作品だと思います。
提示された事実と伏線が最後に集約される手際は鮮やかです。一級品のパズラーです。

ただ私の好みには少々合わなかっただけのこと。万人向けの料理の味などは無いのですから。
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by minami18th | 2005-01-04 19:35 | 砂に足跡