「おそろし 三島屋変調百物語事始」(宮部みゆき)
構成
第一話「曼珠沙華」、第二話「凶宅」、第三話「邪恋」、第四話「魔鏡」、最終話「家鳴り」
続編の「あんじゅう」が出たのを見て、この「おそろし」を入手。
ああ、もっと早く読めばよかった。
恐怖というより、せつない物語が次々に語られる。
人の心の恐ろしさが目の前につきつけられる。
最終話はもうジェットコースターのように話が進む。
これは宮部流の「憑き物落し」か。
読後感はさわやかでせつない。
「あんじゅう」も読まなくては。
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