「キング&クイーン」柳 広司

ある事件をきっかけに警察官を辞めた元SPの冬木安奈。六本木のバー「ダズン」で働いていた彼女に、行方をくらましていた元チェス世界王者の“天才”アンディ・ウォーカーの警護依頼が舞い込む。依頼者の宋蓮花は、「アメリカ合衆国大統領に狙われている」というが…。

楽しめはしたが、消化不良の感が残った。
メインの仕掛けも炸裂感は今ひとつ。
キャラクターの設定と配置は良いと思えただけに残念。
ヒロインの安奈は店に戻ったようなので、シリーズ化するのかな?

腰巻の惹句
天才の領域に張り巡らされた罠
究極の頭脳戦を決するのは違和感
元SP冬木安奈は、元チェス世界王者を護り抜けるのか。

は不発だと思う。

もう少しだけでも、小説orミステリとしての深みを見せて欲しかった。
こう感じたのは私だけではあるまい。
好きな作家だけに少々残念だ。
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