横浜駅西口

横浜駅西口の三越が閉店になるという。

私の父親は横浜で繊維関係の輸出の会社をやってました。
かなり羽振りがよかった時期もあったようです。
昭和32年頃すでに、横浜でもまだ数少ない、自家用車(ヒルマン)のオーナーでした。
その後オイルショックで会社をたたむことになりますが。

そんな父に昭和20年代の末頃に、土地を買わないかという話があったそうです。
現地を見に行ったら、草ばかりの沼地で、とても買う気にならなかったとか。

現在三越が建ってるのがその場所だそうです。今の発展ぶりからは想像もできませんが、
その昔は日中でも人影はまばらで閑散としていたようです。
西口一帯は敗戦で米軍に接収され、昭和27年に解除となりましたが、砂利・材木などの資材置場として利用するのが精一杯で、本格的に開発されるのは昭和30年代に入るのを待たねばなりませんでした。

「あの時、西口の土地を買っておいたら、おまえも資産家の息子だったかもしれないぞ」
などと生前よく言ってました。

天下の三越がいくつもの店舗を閉鎖します。
銀行や生保さえも統合される時代、変化の無いものは無いのかもしれません。
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